Alexaスキル「1分間キャンドル」「1分間暖炉」「1分間サンセット」のページです。
「アレクサ、1分間◯◯を開いて」で起動した後、「再生」と答えると、ランダムで1分程度の動画を再生します。ディスプレイ付きデバイス(Echo Spot/Echo Show)でのみ利用可能です。
2019年のスキル開発の個人的テーマとして、以下を設定しています。
1月のテーマは当初「セッション」を考えていたのですが、良いアイデアが思いつかず、急遽「動画再生」に変更しました。音楽や動画関連のスキルは非常に数が多くかつ人気も高いので、一度やってみたいと思っていましたが、実際にやってみると非常に簡単で、急遽ではありましたがやってみてよかったなと思います。簡単に実装できてしかも使ってもらいやすい、ということで、多数リリースされているのも納得です。動画コンテンツさえあれば比較的簡単に実装できるので、コード公開してますので、ぜひ皆さんもやっていただければと思います。
動画ファイルについて少し補足しておきます。
動画はすべてpixabayのロイヤリティフリー動画を使用しています。pixabayでは多数の動画素材を提供しているのですが、あくまでも素材ということもあり、ほとんどが1分未満のものです。当初は30分ぐらいの動画を再生したいと思っていたのですが、長時間のものはなかなか見つからない、あってもテーマに合わない、自分で作るのも手間、ということで、1分間未満を逆手にとって「仕事中などにちょっとした息抜きを」という目的に変えました。息抜き30分とか流石に怒られるでしょうし(笑)、よい落とし所だったのではないかなと思います。代りに複数の動画をランダムに再生するようにして、なるべく飽きすに継続して使ってもらえたらと思っています。
また、再生可能な動画ファイルのフォーマットは規定があるためffmpegで以下のような調整もしてます。
特に、ストレージ容量、転送量というところはコストにも帰ってくるため、「1分間」というところはこういうところでも意味があったりします。
実際には以降で述べるAlexa-hostedを利用しているため、ストレージ容量・転送量というところで追加コストが発生することはありませんが、逆に利用枠が決まっておりそれを超えるとスキルが使えなくなるため、このあたりのデータ量の削減は重要かなと思います。
あと、今回のスキルでは、Alexa-hostedスキルで作成しました。これまでのスキル作成では、
と、複数のコンポーネントを使って管理画面を行ったり来たりするのが一般的だったのですが、Alexa-hosted(ただしベータ)を使うことにより、これらが全てAlexa開発者コンソールだけで完結するようになり、非常に開発がスムーズでした。大規模なスキル開発では厳しい面もあると思いますが、シンプルなものやプロトタイプ的なもの、個人での開発といったレベルだと十分ですね。今後も活用したいと思います。
コードはGithubで公開してます。
https://github.com/kun432/alexa-skill-1min-candle
https://github.com/kun432/alexa-skill-1min-fireplace
https://github.com/kun432/alexa-skill-1min-sunset
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